こんにちはパグたんです。よろしくお願いいたします。
解決できる内容(対象者)
・IT業界に就職したい人・している人
・コンサル業界に就職したい人・している人
・エンジニアとは何か?
・技術とは何か?
前提
エンジニアとコンサルタントの違いを説明し、どんな人がよりエンジニアに向いているのかを伝えたいと思います。※あくまで個人的な考えです。また、優劣をつけるものではありませんのでお含みおきください。
まず、ITコンサルタントとエンジニアとでは同じような仕事を行っていることが多いです。
・エンジニア:開発ベンダー(メーカー系,独立系,ユーザ系)
・コンサルタント:Big4,日系コンサル,外資コンサル
パグたんの考え方(4年前と現在)
●パグたんの考え方
実際の職種や仕事内容は多岐にわたりますが、1例として以下と考えています。
エンジニアとITコンサルタントで、実際に同じような仕事を行っているということが多いけど、
大学を卒業時点ではどう考えていたのか?
●大学卒業時点
エンジニア:
プログラミング書くことで実際に動くシステムを作っている人。
ITコンサルタント:
ITコンサルタントという言葉を知らず、コンサルタントは全て企業のM&Aや企業の経営計画を考える。その為のデータをリサーチする人。
●社会人4年目時点
エンジニア:
プログラミング書くことで実際に動くシステムを作っている人。
→正しい。
上記にプラスして、
・要件や仕様を顧客に提案している人
・資料作成や要件や仕様を顧客提案する時に必要な情報のリサーチもする。
ITコンサルタント:
ITコンサルタントという言葉を知らず、コンサルタントは全て企業のM&Aや企業の経営計画を考える。その為のデータをリサーチする人考えていました。
→正しくない。
ITコンサルタントの仕事の1例
・顧客の要件定義を一緒に作成。それに伴う情報のリサーチ。
・要件や仕様を顧客に提案している人
・(大規模なものではないが)プログラミング書くことで実際に動くシステムを作っている人。
必要な時に必要なシステムを作成することがある。
親和性の高いところ(似ているところ)
1.IT知識、システムの知識が必要なところ
2.顧客との打ち合わせを通して、顧客のわからない箇所や行き詰まっている課題を解決する、
一緒に解決するところ。
3.プログラミングなどのコーディングをするところ
親和性の低いところ(異なるところ)
全て会社によるところが大きいと思いますが、パグたんがご一緒したコンサル会社を比較して以下のようなものがありました。特に以下「1」の目的が違うことで役割、立ち回りや発言しないとならない内容が異なってきます。
1.目的が違う
エンジニア(ベンダー)
システム納品が仕事。実際に動くものをつくることが仕事。
顧客に言われた通りのことをやる必要がある。
※顧客や上司に評価されるには、顧客や上司が知らない情報を調査し
提案することが求められる。
コンサルタント(コンサル会社)
システム納品のための助言が仕事。実際動くものをつくることは少なく、
考え方(要件定義や設計)を提案する必要がある。
2.期間が違う
エンジニア(ベンダー)
長期的な付き合い。
システム開発では、継続的なシステム改修があり、
1回システム導入した後は継続的に導入した企業が、次年度以降の改修を随意契約等で行うことが多いです。※新規参入障壁が高いと言われています。
また、継続的な付き合いになるからこそ、顧客の言いなりではなくしっかりと提案し良いシステムにしようとすることが多いです。
コンサルタント(コンサル会社)
短期的な付き合い。
システムの要件定義工程や設計工程の助言などを仕事にしていることから、システム開発の全工程を横断的に携わることは少ないです。
また、継続的なコンサル活動をおこなっていない企業・部署も多くあり、都度コンサル案件を受注する形態が多いです。(顧客の分野によるところが大きい気がします)
また、継続的な付き合いでない場合も多く、顧客にとって本当に良いシステムではなく妥協点、着地点を探ることも必要とされます。そして、他人事になっていることも多いです。
「好きにすれば~」等の言葉を言っているコンサルタントの方もいるようです。(コンサルの方だけでなくエンジニアにもいると思いますが、パグたんがまだ聞いたことがないだけかもしれません。)
3.仕事内容
個人的な見解ですが周り見ても同じような比率になることが多いです。
また、部署や顧客分野、役職やポジションにより変動することがあります。
1例として考えていただければ幸いです。
エンジニア(ベンダー)
調査業務:3割
提案業務:2割
開発業務:2割
調整業務:3割
コンサルタント(コンサル会社)
調査業務:5割
提案業務:3割
開発業務:0.5割
調整業務:1.5割
いずれの職種についてもやっていることは大きく変わることはありません。
しかし、「1.目的が違う」ことより実際に手を動かす内容に差が出ています。
4.仕事の考え方の違い
エンジニア(ベンダー)
品質優先
品質専門の部署がいて、質の高いoutputが求められます。
コンサルタント(コンサル会社)
スピード優先
もちろん品質も重要ですが、考え方などを提案する必要があり、
手を動かすだけではないため業務に従事できる人数が限られます。
そのため、1人の負荷が大きくなり、とりあえず仕上げる事を
outputすることが優先されることも少なくありません。
スピード感のある仕事が求められます。
5.性格の違い※ベンダー勤務のパグたんと、Big4コンサルの友達との1例です。
エンジニア(ベンダー)
できないこと、無理難題は引き受けない。
無理難題は手助け・支援するポジションをとることが多く。
いつでも撤退できるようにしておく。
コンサルタント(コンサル会社)
無理難題も実施する。
耳障りは良いですが、「無理なもの無理!」という時もあります。
パグたんが無理難題だと思い、撤退できるように結んだ約束を反故にされたこともあります。
人に迷惑がかかるため節度を守って無理難題も引き受けるべきかと思います。
ただ、実行力という点で大変信頼できることもあります。
●パグたんの考え
性格の違いは、お互いにとって、相性が「良いところもあれば、悪いところもあります。」
人それぞれの長所短所があるので、自身の短所は改善し、長所は参考にできるようにしていきたいです。
先輩・上司からの助言~技術とは何か~
●「技術とは何か」
マネジメント系の部署に配属された会社の同期が、役員との対話するときに「技術力をつけたい」と言っていたのを聞いたことがあります。その対話の後、職場に戻ったパグたんが上司に役員対話の報告をした際に「技術とは何か?」と上司に質問しました。
そのあと、上司は技術力があることを「与えられた仕事がしっかりできること」と回答を伝えてくれました。
パグたんも改めて考えた時に、技術の前提を「コーディング」や「モノづくり」、「実際に動くシステムを作る手法」のみを技術とらえていたため、新しい学びと気づきになりました。
<そこからの考察>
技術とは、広義では専門的なスキルをつけることであり、
「何かを突き詰めることが大切」と理解しました。
技術者、エンジニアと呼ばれる人は突き詰めている人が多いように思います。
こんな人はエンジニア向き
・1つのことを突き詰めたい。極めたい人。
・プライベートも大切にしたい人(ライフワークバランスを大切にしたい人)
・ものづくりが好きな人
実際にシステムが動くのを作りたい人
こんな人はコンサル向き
・給料が高い。お金が欲しい人(多少プライベートを削ってもお金が欲しい人)。
・特にプロジェクトの立ち上げ時期は、残業が多い為精神的にも肉体的にもタフな人
・いろいろなこと、新しいことをいろいろ挑戦したい人
まとめ
パグたんは現在エンジニアとして活動しています。
「エンジニアサイドの発言」や「コンサルより良いよ!」と言った発言になってしまっている可能性があります。また、あくまでパグたんが経験した人達の中での感じた内容です。
※当分は現職でエンジニアとして働くつもりですが、いずれコンサル会社へ転職することもあるかもしれませんので、悪い仕事と思っているわけではありません。
元も子もありませんが、、、「エンジニアだから」、「コンサルだから」、ではなくその人がどういう仕事ぶりなのか?個人個人によって変わってくると思います。
少しでもモヤモヤが解消されるなど、
皆様がエンジニア、コンサルいずれでもIT業界で活躍してくれる一助となればうれしいです。
ともに学んでいきましょう。よろしくお願いいたします。
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