【経験が浅い人必見】論理で議論する(PAD図/フレームワーク)

仕事の進め方

こんにちはパグたんです。よろしくお願いいたします。

 

解決できる内容(対象者)

・経験を埋める方法が分かります

・若手の人(若手でも仕事で存在価値を出したい人)
・仕事で先輩や上司より結果を出したい人

・仕事をしっかりやりたい人

・経験が浅い仕事にアサイン(配属)された人

 

 

パグたんおすすめの解決方法

論理的に整理する(おすすめは以下)。

・フレームワークで整理する。

・図形や絵にすることにより整理する。

ex.SEなので、基本設計のアーキテクチャや

詳細設計工程のロジックでは図形化。PAD図を使用しています。

 

前提

若手が入社してすぐに先輩と肩を並べて仕事をすることは大変困難なことです。

なぜなら、経験による対処方法を知らないからです。

 

多少間違っていることでも、経験によるパターンを熟知していれば、

対処できることは世の中にあふれています。

それに対抗できる方法は一般的な言葉に言い換えて考えることだと考えています。

 

例「おまじない」

SE業界でよく言われている例だと「おまじない」という言葉あります。

エラー事象Aに対し「おまじない」を記載することで動くという過去の経験より、

事象Aを解消するために意味は分からないけど、「おまじない」を記載するというものです。

おまじないの本当の意味は分からないですが、動かしているという経験による作業をするものです。

経験を知っている人からすれば対処できますが、経験がない人にとっては

一般的な知識ではないため対処法にリーチすることが大変難しいです。

 

 

パグたんの経験談

●「空雨傘」のフレームワーク

上司にある要件定義の資料を評価してほしいと依頼を受けました。

概要は要件定義の内容が正しいか?要件定義の内容が今のシステムに漏れなく入っているか?

というものでした。

 

 

その時、評価の仕方は自由だったので、どのように評価しようかと考えました。

そこで、「事実」「解釈(自分の考え)」「打ち手(どうすべきかの自分なりの案)」を提示すれば

上司の要件定義の資料の評価ができると思いましたので、どこかの外資系コンサル会社が

考案した「空雨傘」というフレームワークというものを使って報告しました。

結論、評価結果が間違っている箇所も多少ありましたが、

パグたんの評価(事実と解釈)を上司が評価できる形まで落とし込めており、

作業が順調に進み褒められました。

「空雨傘」のフレームワークを少し以下に説明させていただきます。

 

 

空:事実

いま空が曇っているな。

 

 

雨:解釈

1時間後に雨が降りそうだな。

 

 

傘:打ち手(自分なりの)

今から外出するから傘をもっていこう。

 

 

ここでのポイントは2つあります。

1つ目:「空(事実)」と「雨(解釈)」を明確に分ける必要がある箇所。

事実と解釈をわけることで、どこまでは必ず正しくて、どこからは誤っている可能性があるのかを上司に明示できます。

解釈が誤っているのか?正しいのか?を評価しやすくなります。

 

2つ目:「傘(打ち手)」を出すこと。

事実と解釈だけの報告でも最低限の報告はできています。

しかし、個人的にはこんな案で作業を進めた方が良いと提言できます。

この案を出すことができれば、上司は「空(事実)」を聞き「雨(解釈)」を評価することに加え、

どんな作業方針にすればよいか?(今後の作戦)を「傘(打ち手)」で評価することができ、

上司の負荷を減らすことができます。

 

 

先輩・上司からの助言~技術とは何か~

●「論理で勝負しろ」

何年もあるプロジェクトで仕事しているA先輩と仕事をすることがありました。

ある機能で、処理の順序に関してその先輩に質問したことがあります。

A先輩はその道を何十年も経験している専門的な知識のある方でした。

「(なんとなく)これかな」と言われた案が「A先輩案」でした。

「パグたん案」はZ機能を動かすためにはY機能のある処理が必要と思っていたのです。

※ほんとはY機能は繰り返し処理だとかもっと複雑ですが、少し省略させていただきます。

※当時はここまで明確に整理はできていませんでした。

 

A先輩案

1.X機能

2.Z機能

3.Y機能

 

パグたん案

1.X機能

2.Y機能

3.Z機能

 

そこでチームリーダーのB先輩に、上の話をしました。

その時言われたのが「論理で勝負・議論しろ!」でした。

またその時に「PAD図」という整理方法を教えてもらいました。

PAD図で整理することに上にあるような「A先輩案」と「パグたん案」に整理することができました。

 

<そこからの考察>

若手や経験が浅い人が、経験が長い人を納得させる・議論するには

論理的な土俵、つまりは一般的に知られている方法に持ってきて議論すると

議論の評価ができるとわかりました。

 

 

メリット

・若手として、経験のある人と議論ができる。

・整理するときに自分の中でも考えがまとまる。

・「空」「雨」「傘」が整理するのに慣れるのに時間がかかる。

 

気になるところ

・論理で整理できない箇所もある。

・最終的には経験のある人に判断を仰ぐ必要があることがある。

・経験でしか議論してくれない人と議論ができない

 

まとめ

パグたんも論理で整理し、提案することにより、経験を埋めて議論しています。

しかし、最終的に経験に基づいた判断がされることが多いです。

あくまで経験がない今すぐ仕事を進めるうえでの手段です。

経験と論理両方を身に着けて議論できれば上司や部下など他方面への説明が楽になると考えています。

皆様の開発や仕事を進めていく一助となればうれしいです。
ともに学んでいきましょう。よろしくお願いいたします。

 

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