質問の仕方、報告の仕方

仕事の進め方

質問の仕方、報告の仕方
こんにちはパグたんです。よろしくお願いします。

 

解決できる内容(対象者)

・社会人1年目の人
・上司や有識者への質問の仕方がわからない人
・質問の仕方が分からない人
・報告の仕方が分からない人
(ここでは質問を例にとり説明しますが報告も同じことを意識して会話してください)

 

 

パグたんの出来事

失敗談:
質問の仕方が分からず、自分が分からないことを質問して上司やリーダの時間を奪ってしまった。
また、質問した内容がうまく伝わらずに、ほしい情報が手に入らず、何度も質問することになった。

 

パグたんのおすすめ解決方法

誰に、何を、どうやってを考えて質問する。
(+α どんな気持ち/マインドで)

 

 

1.質問するマインドを整える

まず、質問するときに1番重要なことはマインドだと考えています。
どんなマインドを持てばよいかというと、以下のようなマインドを持つ必要があります。
一言でいうと、努力したけど今の自分の経験値ではわからない。
だから、質問するしか方法がない。じゃあ質問しよう。となるわけです。
・これだけ調査したのに、わからない。
(・調査はできるけど時間的に質問した方が合理的だろう。)
・もし上司が同じ立場だったとしても質問しているだろう。
・今質問しないでテキトーに作業してもしミスったら怒られるだろう。
・質問して怒る人はいないだろう。

 

 

2.質問する人
自分が質問したい知識をもっていそうな人に質問する。
(わからない際は、有識者はだれかを聞く。)
ここで、重要になってくるのが「日常での振る舞い」「愛され力」だと考えています。
業務以外での時間を使う事はあまり推奨していませんが、
「日頃の挨拶・会話」「飲み」「ゴルフ」「カラオケ」「雑務」などなど
上げればきりがありませんが、日常生活でポイントをコツコツ貯めていくことが、
聞きにくいことを質問しやすくなる近道なのではないかと考えています。
ex.
自分だったと仮定してください。
仲良い友達や後輩に少し手間がかかる作業をお願いされたら応じてしまうのではないでしょうか?
また、いつも人がやりたくない事を引き受けてくれる人には助けになろうと考えてしまうのではないでしょうか?
自分がそのような「振る舞い」をして「愛され力」をあげることに注力してください。
(余談ですが、人は「頑張っている人」と「謙虚な人」は叩けないという個人的には思っています。
なので個人的に皆から「好かれている」「愛されている」人はこのような特徴の人なのかもしれません。)

 

 

3.質問方法
ようやく質問方法です。質問する前に、質問の9割は完了しているといっても過言ではありません。
質問手順1:なんの話をするのかを全体の中のどこを質問したいのか?を伝える。(住所を言う)
質問手順2:何を質問したいのか伝える。話したいかを伝える。
質問手順3:目的を伝える。(必要に応じて立場を伝える)
質問手順4:自分の意見を伝える。(過去や参考資料との比較、参考データとの比較)
質問手順5:相手への依頼事項を伝える。

(答えられやすい形での質問を心がける。ex.YESorNoの質問)

(仮の話として)
具体的には、近所(仮に東京新宿)のマックのポテトフライがおいしいと好評。なにか変わったオペレーションがあるか質問した。
質問手順1:
東京都山手線の新宿駅南口のマクドナルドでの話。

(考え方)

ここで、質問者とどこまでの共通認識があるかを意識するとスムーズな会話ができます。
東京都まで?新宿駅まで?南口まで?どこまでの前提条件を伝える必要があるのか?は、
質問者と共通認識がないとすべて伝える必要が出てきてしまいます。
できることなら会話が最小限で済むように共通認識がどこくらいまでかを把握しておく都合良いです。
質問手順2:
フライドのおいしさの話
質問手順3:
(隣駅のマクドナルド店長で)新宿店のフライドポテトがおいしいと好評。自店舗のポテトフライもおいしくしたい(売り上げをのばしたい)。
質問手順4:
「塩加減がちょうどよいと思う」や「ソースのアレンジ方法等を一言サジェストしている」ことが良いと思う。
質問手順5:
「塩加減がちょうどよいと思う」何かオペレーションはあるか?(ポテト1Kgに塩100g(10振り)等)気を付けていることはあるか?(塩は10振りですかYES or No)
「ソースのアレンジ方法等を一言サジェストしている」各店員にサジェストする際のオペレーションはあるか?(何か意識したり、定型文等はあるか?)

 

 

先輩や上司の助言

●先輩の助言
入社当時チームリーダから言われた言葉に
「入社3年間はどんなことでも質問して良いボーナスタイム」
というものがありました。

<そこからの考察>
同じIT業界でも、SEとコンサルとでは仕事の仕方が異なりますが、
SEに関しては、知らないことは実行しないが原則です。
わからないことや知らないことをうやむやにして先へ進めてはいけません。
都度質問するようにしています。
逆に鋭い質問をすると褒められていました。(そのような上司だとモチベーションあがりますね。)

 

●上司の助言
頭が良いか悪いか/仕事が速いか遅いかの基準は
「いかに早く情報を手に入れられるか」
というものがありました。

<そこからの考察>
若手が担当する作業の大部分は「単純作業」であることが多いです。
上司にいわれたことを言われたとおりに実施するというものです。

単純作業では、給料が通常の2倍の人が、通常の2倍の速さで作業が完了するということは多くないと思います。
作業の目的/方針や作業の進め方を決めるところに人による工数が変わってくると考えました。
どのタイミングで、どのように調べたり、質問したりを行動することで作業効率が変わると考えています。
つまり、頭を使えば使っただけ単純作業の時間が減り、より効率的に作業を行えると感じました。

 

メリット

1.質問者(有識者)の負荷を最小限に抑えることができる。
2.自分のなかで情報の整理ができ、解決の方法がみつかりやすくなる。

有識者の話の理解力が上がる/解決策が見つかる。
3.有識者にここまでは考えたアピールができる

(とともに有識者が考えなくて良い箇所を示すことができる)

 

気を付けた方が良いところ

・考える事がいままでの質問より多くなる場合は、最初の頃は質問するのに時間かかる。
・共通認識がある人にも前提条件等をはなし過ぎると、しつこくなってしまう。

まとめ

若手の頃は、質問(と報告)することが仕事だとも言われたりします。
それだけ質問(と報告)というものは重要であり、かつ奥が深いものです。
コミュニケーションの基本である質問(と報告)を身につける一助となればうれしいです。
ともに学んでいきましょう。よろしくお願いします。

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